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2005.02.02 [Wed] + Days +
赤いウォークマンの女の子

*図書館にて調べ物をすべく本を探していたら
なぜか、目の前の女の子が何度もこっちをちらちら見ている。
何かものすごく言いたげな表情しつつ、思い切ったようにこっちを振り返り近づいて来た。

「あの、赤いウォークマンを持っていませんか?」

面食らいつつも「いいえ、持っていません」と答えたら、「そうですか…すみません」と去っていったのだけど。

仮説① ウォークマンで音楽を聴きたかったのだが、赤い色が今日のラッキーカラーなので探していた
仮説② 彼女の男友達が「図書館によく来る赤いウォークマンの女の子」に恋をしていたので、その恋のお相手を探していた
仮説③ 街を歩いていたら、見知らぬ老婆に声を掛けられ「図書館に行き、赤いウォークマンを持った女の子を探し出しなさい。きっとそなたの助けになるはずじゃ」と告げられた。
…(以下、続く)

ここでは仮説③を採用し、検証してみようと思う。

******************

ある雪の降った夜、父ケンタロウ・母チヅコの長女としてヒロコ(仮名)はこの世に生を受けた。10時間もの長い間、落ち着かない様子で分娩室の前のベンチに座っていたケンタロウは産声を聞くやいなや目に輝きを取り戻し、扉を開けるのさえもどかしそうに部屋の中に飛び込んだ。暗く冷え切った廊下とはあまりにも対照的なまぶしい照明の光に、一瞬、目がくらむ。
…この光の中に俺の幸せが待っている。これからの俺の未来を明るく彩る希望の塊が、そこにはある。なぜかそう確信した。
元気な女の子ですよ、という穏やかな医師の声に我を取り戻したケンタロウはチヅコのそばにたどたどしく歩み寄り、母の手で包まれるように抱かれている我が子を覗き込んだ。「…女の子ならヒロコだな。」。長い緊張と疲労により口の中はカラカラに乾ききっていたため、出てきた言葉は周囲には聞き取れないほどかすれていた。

(中略)

ヒロコもはや彼の言葉を信じることができなかった。怒りと衝動に身を任せ、勢いよく部屋を飛び出した。

あの出来事の記憶は、いつもここまでだ。どこからすれ違ってしまったのかとあの時のことを振り返るたびにヒロコは最後まで話し合うべきだったと後悔する。
やってしまったことを悔やんでもしかたない。これからできることを考えるべきだ。そう前向きになろうとしても、正直どこから修復していけばいいのか分からず途方にくれるばかりであった。

そんなときだった。あの老婆に出会ったのは。

******************

ここまで想像してみて、めんどくさくなってやめた。
早く調べものを終わらせよっと。



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