オレンジのR+ //
--.--.-- [--] + スポンサー広告 +
スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


// no tags

| --:-- |


2008.05.21 [Wed] + Days +
第10回記念別府アルゲリッチ音楽祭 2008 in 東京公演

本日、第10回記念別府アルゲリッチ音楽祭 2008 in 東京公演に行ってきました1


マルタ・アルゲリッチといえば、
誰もが認める、世界において人気・実力ともにナンバーワン天才女流ピアニスト。
鍵盤の女王という呼称を持つ彼女の演奏は、天性の奔放さとひしひしと迫り来る情熱を合わせ持ち、
多くのクラシックファンの心を魅了して止みません。

080521175200.jpg


その人気ぶりから常々入手が困難だと言われているアルゲリッチのチケット。
特になかなか東京まで来てくれないアルゲリッチの、5年ぶりとなる東京公演のS席ともなれば
激レアプラチナチケットになるのは火を見るより明らかなんですが、大のクラシックファンでもある彼がさりげなく用意しておいてくれました。
わぁいっwyアップロードファイル


プログラムはこんな感じs



       第10回記念公演 in 東京プログラム
 

シューマン ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ短調 OP.105
    ヴァイオリン:樫本大進
    ピアノ:ネルソン・ゲルナー

J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲より 第1番 ト長調 BWV1007
    チェロ:ミッシャ・マイスキー

ラフマニノフ 交響的舞曲 OP.45 ~2台のピアノのための~
    ピアノ:マルタ・アルゲリッチ
    ピアノ:ネルソン・ゲルナー


         ***  休 憩  ***


武満徹 弦楽オーケストラのための3つの映画音楽 より「ワルツ」
    桐朋学園オーケストラ

モーツァルト ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調
K.364(320d) より 第2楽章 アンダンテ

    ヴァイオリン:樫本大進
    ヴィオラ:川本嘉子
    桐朋学園オーケストラ

グリーグ チェロ・ソナタ イ短調 OP.36
    チェロ:ミッシャ・マイスキー
    ピアノ:マルタ・アルゲリッチ



チェロの巨匠ミッシャ・マイスキーによる、
かの有名な無伴奏チェロ組曲(J.S.バッハ)はすごく良かったー!!

Maisky.jpg


譜面は置かず、広い舞台上にはチェロを携えたマイスキーただ一人。
みんなが息をひそめてじっと音に耳を傾ける中、響きわたる豊かなチェロの音は、
まるで深く深い森の先にある静かな湖のほとりをヒラヒラ飛び回る一羽の蝶々のようで・・・
『静と動』というよりは『静と生』という印象を受けました。

ちなみにマイスキーの椅子の背がチェロになっててめっちゃかわいかったheart
きっとマイチェアなんだねーってなんかなごんじゃいましたらぶ

そして前半のトリは大好きなラフマニノフから交響的舞曲。
満を持してついにアルゲリッチが登場。
その纏うオーラや存在感たるや、ああこの人は本当にカリスマなんだなと肌で知る。
アルゲリッチのピアノは強烈で圧倒的でキラキラ光を放っていて、、
聴く者を心を次々に奪ってゆくその音に、「ファム・ファタル」ということばが浮かんできました。

ファム・ファタル (femme fatale):「運命の女」という意味のフランス語。
異性を虜にするほどの抗い難い魅力を備えている女性のことで、彼女に恋をした者はやがれその身を滅ぼす運命を辿ってゆく。

その一方で、ゲルナー氏もがっちりアルゲリッチに食らい付いていきます。
後半の伴奏ではまるでアルゲリッチを挑発するかのようなそぶりさえちらつかせるのですが、
それをまたふふんと鼻で笑ってあしらうかのように猪突猛進してゆくアルゲリッチの強気な音。
ああこれがアルゲリッチなんだあとみょーに納得。

そしていよいよメインディッシュ、
アルゲリッチ&マイスキーによるグリーグのチェロ・ソナタ イ短調。

チェロとピアノ。
深く穏やかな情熱を揺らすマイスキーと、
感性のままに情熱を表現するアルゲリッチ。
まったく別の音色を奏でる二つの存在がぶつかり合うとき
どんな音楽が聴こえてくるのか心底楽しみで始まる前からワクワクしていたのですが、、







ほわ�
これ、あたしの知っているグリーグじゃなーーーい


もうね、全然ちがうの。
全くの異質なの、なにもかも。

鬼気迫る勢いで鍵盤の上をひた走るアルゲリッチと、その背に静な炎をたぎらせ歌うマイスキー。
「二つの音はみごとに一つに溶け合って~」とか、そんなレベルじゃない。
溶け合うどころか互いに魅せ合うように競い合うように音を鳴らし、それらは寄り添いながらも強烈な個性を放っていて、当のあたしはその渦のど真ん中に放り込まれてオロオロするばかり。
これぞまさに天才同士の競演といった感じで、肉迫しあう才能にハラハラさせられっぱなし、あたしの中のチェロ・ソナタはことごとく破壊しつくされました。笑
あれは本当にすごかったです、ハイ。


080521211202s3.jpg
本日のアンコールは
ショパンのチェロ・ソナタ 第3楽章アップロードファイル


ところで。
開演前や休憩中、ロビーなどでたくさんのSPを見かけたので「誰が来てるんだろうね?」と話していたのですが、プログラムの後半から皇后陛下美智子さまがご臨席されましたアップロードファイル
二階席にご登場された際には会場からたくさんの拍手が起こり、美智子さまはにこやかな笑顔を浮かべてそれに手を振って応えていらっしゃいました。
なんと、美智子さまもアルゲリッチの大ファンなんですって。
本当に気品漂う御方でとても美しかったですh001
他にも元日銀の総裁や民主党議員の方々、ピアニストの小菅優さんなどもいらしてたとか。


本当に、こんなステキな夜をプレゼントしてくれた彼に感謝してます。
いつもいつも抱えきれないほどのたくさんのかけがえのないものを、
アリガトウh001h001



マルタ・アルゲリッチ(Martha Argerich)
1941年、アルゼンチン・ブエノスアイレス生まれ。
5歳でピアノを始め、8歳の時にモーツァルトとベートーベンのピアノ協奏曲を弾いて舞台デビュー55年に家族と共にヨーロッパへ…57年、ブゾーニ、ジュネーブ両国際ピアノコンクールで優勝して、本格的な演奏活動をスタート。65年にショパン国際コンクールで優勝し、その評価を決定的なものとした。
94年からビーコンプラザ・フィルハーモニアホールの名誉音楽監督。96年、外国人名誉県民証。2005年、世界文化賞。07年、アルゲリッチ芸術振興財団総裁に就任した。
現代のピアニストの中でも右に出る者がいないほどに個性的な演奏である。第一に挙げられるのは、ライヴでも録音でも極度にテンポが速いという事である。しかし、打鍵は極めて正確で到底真似が出来ないほどに完璧に仕上げられる。リズム感が抜群であり、かつ、強烈な激情的表現の中に情緒的な温かさや、かすかな憂鬱さが漂う感動的な演奏である。
舞台に登場しただけで、カリスマ性、オーラを感じさせるものがあり、ピアノを弾いていない時でもじゅうぶん絵になる人物である。[Wikipedia]



 >> 第10回記念別府アルゲリッチ音楽祭2008 公式HP
                    →出演者プロフィールはこちら
 >> 【音楽】別府アルゲリッチ音楽祭が閉幕 10年目の新たな感動

| 23:59 | trackback 0* | comment 0* |


<<宴の前のひととき | TOP | 月夜の業務連絡>>

comment











管理人のみ閲覧OK


trackback

trackback_url
http://labellavitaet.blog40.fc2.com/tb.php/939-6f4a3692

| TOP |


07 ≪│2017/08│≫ 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -



Author:kotomo

【twitter】 _kotomo
【tumblr】 kotomo note*モバイル版


  *   *   *


             >> more?
track feed track feed ??????????

kotomo < > Reload

全タイトルを表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。