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2007.11.11 [Sun] + Animal +
天才“ギフテッド”オウムAlexの最期のことばを(勝手に)ヨム

このエントリを書いていたとき、ふと、少し前に天才オウムの死が話題になったことを思い出した。あらゆるニュースで取り上げられ、economist誌NY Times紙はこの記事を『おくやみ欄』に掲載した。その天才オウムの名前はアレックス(Alex)。"Avian Learning EXperiment【鳥類の(持つ)・学習力(の)・実験】"の頭文字からつけられた。

日本語の記事にもなっています。
「知能は5歳児並み」世界一賢いオウム、アレックス死去 国際ニュース : AFPBB News

そこでAlexについてぐぐってみたんだけれど、まず驚いたのは本家wikipediaには"Alex (parrot)"という、Alexの項目がちゃんとあるということ。そして記述をよむにつれ、このオウムの知性の高さに驚愕した。

50の物体、7つの色、5つの形を認識し、数を6つまで数えられるだけではなく、(ものを比較して)「より大きい」「より小さい」「全く同じ」「異なっている」というような概念を理解していて、さらに「~以上」「~未満」も学んでいたという。Alexに二つの物を見せると、両者の違い(色・形・素材など)をきちんと見分けることができ、もっとすごいのは、同じものを二つ持ってきて、Alexに違いを尋ねたところ「none(ないよ)」と答えたのだ。2005年7月には、0(ゼロ)の概念を理解したとの報告がある。


■ Alexの最期のことば

その賢さもさることながら、あたしが思わずジーンと感動してしまったのは、AlexがPepperberg教授と交わした会話の、最期のことば。上の記事でははさらっと流しつつ訳しているけどね。


The last time Pepperberg saw Alex was Thursday, she said. They went through their back-and-forth goodnight routine, which always varied slightly and in which she told him it was time to go in the cage.
She recalls the bird said: "You be good. I love you."
She responded, "I love you, too."
The bird said, "You'll be in tomorrow," and she responded, "Yes, I'll be in tomorrow."
──────────────────────────‥‥‥‥‥‥‥‥
最後にPepperberg教授がAlexを見たのは、木曜だったという。いつものようにおやすみ前のやりとり(その日によって少しずつ内容は変わる)をしつつ、教授はもうケージに戻る時間だわ、と言った。
そのときの様子を教授はこう振り返っている。
“Alexが「きみは本当にいい人だね。大好きだよ。」と言ったとき、
 「わたしも大好きよ」と返しました。
 するとAlexは「明日もきっと、こんな風に、また。」といったので、
 わたしはこう答えたのです。「ええ、明日もまた、ね」。”


この最期の"You'll be in tomorrow," を聞いて鳥肌が立ったと同時に、たとえ意訳でも日本語に直すのがむずかしすぎて悩んだ。。たぶん、あたしの予想としては、Alexはなんとなく自分の死やこれが教授との最期の時間になることを分かっていたんじゃないかな。





■ 勝手にウンチク解釈(変でもすべては体調不良のせぇー)

"You'll be in tomorrow"というフレーズのkotomo的イメージを説明すると、

"You'll"は単に未来形だってのことを表してるだけじゃない。【あなたは~するんでしょうね/~しているんだろうね】ではなく、【あなたが~してるのが僕には見えるよー】って感じ。Alexが一歩引いて客観的に見ている雰囲気がより表されている。

"be"はもちろん【いる/存在する】だけど、ここで"be in"という絶妙な言い回しにすることで、すごくきれいに"tomorrow"へつながってゆく。

"in"の直訳は【~の中】だけど、イメージとしては大きな空間があって、その中にポツンと点が存在している感じ。単に【中にある】じゃなくて、【空間の内側部分に含まれている】っていうニュアンスを帯びてるんだよね。

そうすると"You'll be in tomorrow"というセリフは、Alexが明日という時間をまるまる外側から眺めていて、その中に教授がいるのが見えるよ、その中ではいつもと同じように教授の一日が始まって時間が流れていく様子を見てるよ、今までなら僕も同じようにその時間の流れの中にいて、教授と一緒にいられたのに、もう明日のソコには僕の姿は見えないし、僕の立っている場所(外側)ではもう時間は永遠に止まったままで・・・という含みがあるように響いてくる。
あたしには、だけど。笑

"tomorrow"も言葉通りの【明日】ってだけじゃなく、おそらくは【日々のくり返しの中の「明日」という一コマ/連続する変化の中の一日】でしょう。浜崎あゆみ的に言えば、『今日がとても楽しいと明日もきっと楽しくて そんな日々が続いていくと思っていた』ってヤツ。笑(by seasons

あたしの読みが正しいかはAlexにしか分からないけど、なんにせよ、この"You'll be in tomorrow"という表現の奥深さ・絶妙さには脱帽する。詩的センスがないと、中学生でもこんなに簡潔かつ深みのある表現できないと思う。。初めて読んだときに『なんか松尾芭蕉の俳句みたいだなー』と思ったもん。

そーじゃないだろーこう読み取るんじゃ?ってのがある人は教えてつかーさい。興味あるる。


■ Goodbye to Alex a gifted parrot

abc newsで流れたAlexの動画。
タイトルの“gifted parrot”って言い方、まさにAlexにぴったり!
だってこの賢さはまさに神様からの贈り物だっておもうから。。


YouTubu

これはホンマすごい。
トウモロコシをおねだりするシーンでは
Alex「コーンが欲しい」
Alex「ソフトコーンね」
そしてコーンを食べながら
Alex「・・・冷たい」
Pepperberg教授「そうね、冷蔵庫に入ってたからね」。
他にもトレイに丸やら四角やら赤やら青のモノを置いて、「青くて四角いものは何個?」と尋ねると、ちゃんと「4つ!」と答えてる!



【追記:11/30】

なんかダラダラ書いてますが、今読み返すと"You be good. I love you."は "You'll be in tomorrow"の"be"を受けていると捉える方が自然ですね。
つまり

“Alexが「きみは本当にいい人だね。大好きだよ。」と言ったとき、
 「わたしも大好きよ」と返しました。
 するとAlexは「明日もいい子にしているんだよ。」といったので、
 わたしはこう答えたのです。「ええ、明日もまた、ね」。”


やっぱり若干外から見ているようなニュアンスがあるので、「明日」といいつつ「これからもいい子にしてなきゃだめだよ、ずっと僕の大好きなPepperberg教授のままでいてね」というような含みがあるように感じられます。
ええ、あくまでもkotomo訳です。笑

というか、一年前ってこんなもんなのか。
他にも色々直したいけど、まあ見なかったことにしようhu

| 18:53 | trackback 0* | comment 2* |


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alex & me

知人のオウムが夕べ亡くなったので、ふらふらと検索してたどりつきました。

この博士、本を書きましたね。 alex & me
これほどコトバが上手くては、ペットの死ではすまないだろうなあ。
深く交われば別れも辛い。ほどほどが、よいのか。

2008/11/29 07:59 | 試稿錯誤 [ 編集 ]


ペットへの愛情

試稿錯誤さん、はじめまして。
実はわたしもすこし前にペットを亡くしました。

言葉やメール、携帯電話。
あらゆるコミュニケーションツールを持つ現代の人間同士であっても、家族のように心を許し合えるかけがえのない存在との出会いはなかなかあるものではないですよね。

そう考えると、そんな愛情と出会えた奇跡に感謝したいし、その愛情を誇りに思います。
これからも他のコたちを愛する気持ちは変わりません。

けれどやはりつらいです。
こればっかりはどうしようもない。


オウムちゃんのご冥福をお祈りするとともに、
ご友人の悲しみも早く癒えますように。。

2008/11/30 10:37 | kotomo [ 編集 ]


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