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2007.11.05 [Mon] + Inner Science +
アーティストの視線

今にも鼻先がくっついてしまいそうな距離まで近づいてじーっと見つめること、
先入観を捨て、ときには焦点をもぼかしてありのままを観察すること、
一つに限定することなくさまざまな『眼』の穴からのぞき見たりして、
誰もが気づかず見落としてしまうささいな作り手からのメッセージを探し出してほくそ笑むこと(天才であればあるほど、そんな茶目っ気たっぷりなオアソビを何重にも仕掛けてくるもんだ!)、・・・

あたしにとって、『ミル』とはそういうことだ。
―――“見ル”、“観ル”、“魅ル”、“味ル”、、、?


下の2枚の写真にはそれぞれ「アーティストの目線の動き」「非アーティスト(心理学者)の目線の動き」が描かれている。
さて、どっちが『アーティストの見方』だと思う??


click to enlarge *
vart1.jpg
vart2.jpg





美術教師がいちばん最初に生徒に教えることは、目に映る世界をありのままを正確に捉えて描写することだという。たとえば目や口など、ポイントとなる特徴はつい誇張されがちだからだ。プロのアーティストとは、これらの誘惑を無視してそのままを見る力を身につけているという。


Stine Vogt と Svein Magnussenは、ノルウェーでトップレベルのトレーニングを受けたアーティストたちと非アーティスト(心理学者)たちに、写真によって瞳孔の大きさと反応がどう変化するかと調べる実験だと偽って、アイトラッキング装置(視線の動きを記録するもの)をつけながら16枚の写真を見てもらった。一回目はランダムな順に差し出した写真をただ見てもらった。そして「今度は写真をよく覚えてください」と言ってから、もう一度写真を見てもらった。

Vogt と Magnussenは人物や人の顔など、主に注目される対象をがいる辺りをポイントエリアと定め、見られ方に着目した。次のグラフはアーティスト / 心理学者がそれぞれどのくらい写真全体から特にこのポイントエリアに注目して見ていたのかを示したものである。


vogtsccctta1.jpg


どちらの場合でも、アーティストたちは心理学者に比べてより全体を見ているのが分かる。おもしろいのは、「覚えなさい」といわれたときアーティストたちが明らかにポイントエリアに集中するようになったこと。つまり、『アーティストとしての見方』から『記憶するための見方』に変わったのだ。
さらに実際にどれだけ記憶できたかをテストしてみると全体的にアーティストの方が写真の細部にわたって覚えていたという―――ある種の写真を除いては。


それはなんだと思う?



答え:何の特徴もない、抽象的な写真。


なぜかというと、アーティストたちは写真を覚えようとしても、それがリアルな描写ではなく、特徴もないような抽象的なものの場合、フォーカスの切り替えがうまく行かず、『記憶するための見方』へスイッチすることができないからなんだって。

すごくわかるー!
これはつまりinputするもの(=見ている対象物)は同じなんだけど、目的に応じてやり方(=見方)を変えてるっていう話でしょ。それってわかりやすくoutputに置き換えてみれば、『おなかすいたよー』って思いを口に出すとき、日本語で「おなかがすいた」っていうか英語で“I'm hungry!”というかってのと同じ感覚だよね。

よく外国語の勉強は右脳にいいっていうけど、それは抽象的イメージのまま思考するようになるからだと思う。海外で英語をしゃべるときは別に日本語で考えてから英訳して話してるわけじゃなくて、はなっから英語で考えてたりするでしょ。慣れてくると、いつでも言葉のスイッチを切り替えられるように頭ん中がニュートラルになってくる。そして思考する段階ではあえて言葉にしたりせず、話すときに英語なりフランス語なりの言語へ置き換えるようになる。逆に多言語を扱うようになると、↑このやり方じゃないといちいち頭ん中がややこしいことになっちゃうから。笑
たぶんそれが右脳刺激につながってるんだろーね。

イメージだけで言葉を使わずに思考するって、つまりは直感的に理解するということ。瞬時に本質を見抜くということ。個人的には「天才だなー」「すごい賢いなー」って思う人は、実際にアーティスティックなことに関わっていなくても『アーティストの見方』をしているし、アートに対して造詣深かったり強い関心を寄せてるよね。天才として名高い哲学者って、たいがいすばらしい数学者でありアーティストでもあるから、ほんとおもしろいなーと思うよ。


[source]



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