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2007.06.29 [Fri] + Days +
思春期と眼帯

宣言どおり、今日は東京に来ていた母ともう一度「ねむの木のこどもたちとまり子美術展」に行ってきた。
本当はもう何度か行こうと思っていたんだけれど、実は少し前から眼帯生活を余儀なくされているため、ちょっと遠慮しておいたのだ。

今でこそ眼帯をすることにまったく抵抗はないものの、ちょっと背伸びしたい年頃あたりにゃ徹底的に拒否したかったりするわけで。


思春期まっさかりの13歳の秋。
はじめて眼帯が必要なほどの目の腫れを経験をしたのは、よりによって父兄や先生さえもビデオ片手にはりきまくる、全校生徒参加の合唱コンクールの前日の夜だった。
引き受けていたピアノ伴奏への影響は、目をつぶったまま弾けるほど指に叩き込んでおいたので心配なかったけれど、せめて明日一日、眼帯をしなくても済む程度に腫れが治まらないものかと悶々した気分を抱えたままろくに眠りもせず朝を迎えた。

きれいなハーモニーをいっぱいに響かせたあと、振り下ろされた指揮棒の動きとともに、あたしは鍵盤から指をそっと離した。
湧き起こる拍手の中、一礼をしてステージを降りると、すでに発表を済ませた他のクラスの友達たちが駆け寄ってきた。
「kotomoのクラス、すごいよかったよ。」
「ピアノ上手だねー。」
まだ残る多少の興奮を味わいながら、えへへありがとー☆とおしゃべりをはずませた。




ステージ上に次のクラスが整列し、客席の照明が落ちて、プログラムが読み上げられると
生徒たちもおしゃべりを止め、会場に再び静寂が戻ってきた。

そのとき、そばにいた友達の一人が耳元でそっとささやくように話かけてきた。

「あのさ、見てて気になったことあるんだよね。聞いてもいい?」
「ん?なぁに?」
「挨拶のときとか、ピアノ弾いてるときも。なんか、ちょっと首、左に傾いてなかった?

一時よりは落ち着いたものの、いまだ残る多少の腫れは髪でうまく隠すことにして、眼帯着用からは逃れられたが、
その分左目をかばおうと無意識に首を傾けてしまっていたみたいで。

明らかに動揺を浮かべるあたしを見て、あわてて友達がフォローを入れる。

「だ大丈夫だよ、みんなは気づいてなかったみたいだし。




・・・・・・・・・っていうか、今も傾いてるけど、ほんと大丈夫?」




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