オレンジのR+ //
--.--.-- [--] + スポンサー広告 +
スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


// no tags

| --:-- |


2012.12.22 [Sat] + Days +
初心とういごころ

人間関係を長くつづけていく上でもっとも大切なのって、実は「上手にやりなおすこと」なんじゃないかと思う今日このごろ。

たとえばむかしなら「ケンカしても上手に仲直りすること」だって思ってたかもしれない。
そのためには相手の話に耳を傾ける~とか相手を受け入れる~とか。

もちろんそれらも大事なんだけど、わたしの言ってる「やり直す」ってのは「仲直りをして一度ゼロに戻してやり直す」ってことじゃなくて、「そのケンカはそのケンカ、収拾つかないまんまでもいいけど、とりあえずそれはそれとして『もう一回 "はじめること" をはじめてみませんか』って言ってみる」こと。それにイエスと応えること。

すべてのギクシャクに結論を出さなくてもいい。時間が解決してくれることもあれば、自然消滅してしまう一過性の感情かもしれない。それより怒ったまんまでいい、納得いかないまんまでいいから、もっかいこっちを向いて一緒に手をつなぐとこからはじめてみませんか?と。

別に決着なんてつかなくてもいいよねえ。やりっぱなし、投げっぱなしでもいい、とりあえず先にすすんでみる。新しくなにかをはじめてみる。前はひとつひとつきちっとケリをつけてかなきゃ次へすすめない、って考えがちだったけどそういうとこどんどん力が抜けてきたかな。
そういうのが成立する関係っていいよね。



そしてふと「ういごころ」という言葉を思い出した。



初心。


「しょしん」と読めば、初めに思いたった決心のこと。
「うぶ」と読めば、世間ずれしていないこと。
「ういごころ」と読めば、けがれのない心のこと。

ずっと「しょしん」を持ち続けていられたらそりゃ素敵なんだろけど、それじゃなんだか肩がこるし、そうそううまくはいかないよね。
それよりも何度でも「ういごころ」を生み出せる、持ち合えるようになりたい。
なんてことを思うのでアール。



■ 世阿弥の三つの初心


ところで、いまさらっと "「しょしん」と読めば、初めに思いたった決心のこと" なんて言ったけど、初心(しょしん)の言葉の生みの親である世阿弥の本来の意図はすこし違うのだ。


曰く、
「しかれば当流に万能一徳の一句あり。 初心忘るべからず。この句、三ヶ条の口伝あり。是非とも初心忘るべからず。時々の初心忘るべからず。老後の初心忘るべからず。この三、よくよく口伝すべし」(『花鏡』より)

世阿弥の「初心」とは、若い頃の未熟な芸や、年齢や段階ごとの芸の初めての境地のこと。

「是非(ぜひ)初心を忘るべからず」、若い頃の未熟な芸を忘れなければ、そこから向上した今の芸も正しく認識できる。
「時々(ときとき)の初心を忘るべからず」といい、年盛りから老後に至るまでの各段階で年相応の芸を学んだ、それぞれの初めての境地を覚えていることにより、幅広い芸が可能になる。
「老後の初心を忘るべからず」、老後にさえふさわしい芸を学ぶ初心があり、それを忘れずに限りない芸の向上を目指すができる。

つまりどの段階においても「習得した境地」と「気づいた改善点(未熟な点)」の両方があり、そのどちらをも心に留めて精進していくべきである、と説いているわけです。
うーん、なるほど。



初心(しょしん)忘るべからず、
そして初心(ういごころ)もわすれずに。

// no tags

| 11:35 | trackback 0* | comment 0* |


<<2012年展覧会 ベスト10 | TOP | 12月のバラ Rose in December>>

comment











管理人のみ閲覧OK


trackback

trackback_url
http://labellavitaet.blog40.fc2.com/tb.php/1539-f163fe7a

| TOP |


04 ≪│2017/03│≫ 05
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -



Author:kotomo

【twitter】 _kotomo
【tumblr】 kotomo note*モバイル版


  *   *   *


             >> more?
track feed track feed ??????????

kotomo < > Reload

全タイトルを表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。