オレンジのR+ //
2012.10.29 [Mon] + Days +
月曜日の記憶

たとえば、朝の雨と聞くとなんとなく月曜日を連想する。

わたしは身体に少々不釣り合いな大きさのランドセルをしょっていて、目の前でひざまずく母はランドセルの上からカッパを着せ、前のボタンを閉めている。
しげしげと母の顔と手元とを交互に見つめたあと、飽きてガラス戸越しに芝生の上で跳ねる雨粒の行方を追う。
玄関には小さな長靴が行儀良く並べられているはずだ。
そのゴムのにおいとカッパの黄色と芝生の青とくるくる回る傘の色。

それらが月曜日の朝の雨に呼ばれてつぎつぎと自動再生される。
まるでマジシャンが筒から取り出した連なる国旗たちのように。

思えばむかしは、はやく支度しなさいと急かす声で日曜から月曜へとスイッチは切り替えられたように思う。
月曜日は大人たちの慌ただしさが連れてきた。


ねえ、雨の日の教室は木のにおいで満ちていたことを憶えているだろうか?



そこで目を開ける。
窓の外は秋光る空。
ただの月曜日。

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