オレンジのR+ //
2012.09.14 [Fri] + Days +
にこにこぷん

そう、わかっていた。
それはけっして守られない約束だということを。


それでも分かりやすく憮然とした表情をみせたのはたった今交わされたばかりの約束をやぶられたからであり、
わずかながらでも『今度こそは…!』と抱いた期待がはかなくも目の前で消え去ったからである。

そんなわたしの様子に気づいたのか、「ごめんごめん、怒んないで…けどだって」といいながらも相変わらず口元を隠そうともせず笑いつづける友達。
かるくにらみ返す視線にせいいっぱいの心の声をこめてみる。
ーーー だからいったじゃない、笑わないできいてくれる? って!!


うん、っていった。
確かに、うん、っていった。
少々おおげさなほどかしこまったしぐさで、わたしの目を見つめ返しながら。
「うん、わらわない。約束する。だから話して?」って。
ならばいま目の前でおなかを抱えてわらっているそれはなんなのかと。

ああ、たしかに笑えるさ。(ちょっぴり弱気)
笑われてもしょうがない、とっぴょうしもない思いつきかもしれない。
むしろ噴きだしてしまうのが当然で、
…だからこそ先に「笑わないできいてくれる?」って念押ししたんじゃないかー!
そしたら「うん」っていったじゃないかーーー!


そんな風に恨みがましい視線を送ってみたところで、ケラケラと屈託なく笑う無邪気さには到底かなわない。
どうしたってつられてわたしまで笑い出してしまうのだ。

だって、たのしいの、好きだもん。
心からの笑顔にはよろこんで白旗あげちゃうね。


「もーーーー! 約束やぶったー! 笑わないっていったのにー!」
「ごめんごめん、で、なんだって?」
「だからね、あのね、…」


そうしてまた「ほんと変なこと思いつくね」だのなんだの呆れられつつおもしろがられつつ、
夜はふけていくのだ。



美味しいごはんと、そんな日常。

// no tags

| 00:12 | trackback 0* | comment 0* |


<<言葉の海と記憶 | TOP | 1 2 0 9 1 1 . 5>>

comment











管理人のみ閲覧OK


trackback

trackback_url
http://labellavitaet.blog40.fc2.com/tb.php/1485-2e430a48

| TOP |


05 ≪│2017/06│≫ 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -



Author:kotomo

【twitter】 _kotomo
【tumblr】 kotomo note*モバイル版


  *   *   *


             >> more?
track feed track feed ??????????

kotomo < > Reload

全タイトルを表示