オレンジのR+ //
2012.08.16 [Thu] + Music +
THE BOOM 『島唄』

2012年08月15日。
67回目の終戦記念日。


きょうはずっと島唄を聴いていたよ。
(もう日付は変わっちゃったけど)


いまは何かを声高にさけぶよりも
こころ揺さぶられるものによりそっていたい。




■ THE BOOMの『島唄』にこめられた想い


以前にこんなものを見かけた。





この解釈がどこまで正確かはわからないけれど、この歌を宮沢さんが並々ならぬ戦争への思いーー疑問や怒りやーーを込めてつくった歌であることは本人が各メディアで積極的に語っているので間違いない。


2005年には朝日新聞で「宮沢和史の旅する音楽」を連載、全10回中うち2回「島唄」についてとりあげている。

宮沢和史の旅する音楽 その1「たったひとりのために」
2005年8月22日 朝日新聞

「島唄」は、本当はたった一人のおばあさんに聴いてもらいたくて作った歌だ。

91年冬、沖縄音楽にのめり込んでいたぼくは、沖縄の「ひめゆり平和祈念資料館」を初めて訪れた。そこで「ひめゆり学徒隊」の生き残りのおばあさんに出会い、本土決戦を引き延ばすための「捨て石」とされた激しい沖縄地上戦で大勢の住民が犠牲になったことを知った。

捕虜になることを恐れた肉親同士が互いに殺し合う。極限状況の話を聞くうちにぼくは、そんな事実も知らずに生きてきた無知な自分に怒りさえ覚えた。

資料館は自分があたかもガマ(自然洞窟)の中にいるような造りになっている。このような場所で集団自決した人々のことを思うと涙が止まらなかった。

だが、その資料館から一歩外に出ると、ウージ(さとうきび)が静かに風に揺れている。この対比を曲にしておばあさんに聴いてもらいたいと思った。

歌詞の中に、ガマの中で自決した2人を歌った部分がある。「ウージの森で あなたと出会い ウージの下で 千代にさよなら」という下りだ。「島唄」はレとラがない沖縄音階で作ったが、この部分は本土で使われている音階に戻した。2人は本土の犠牲になったのだから。


宮沢和史の旅する音楽 その9「再び『島唄』のふるさとへ」
2005年09月01日 朝日新聞

02年夏。ぼくはアルゼンチンのマルチアーティスト、アルフレド・カセーロとともに沖縄の竹富島にいた。石垣島から船で10分。赤い瓦の伝統的な建物が美しいこの島では以前に「島唄」のビデオクリップを撮影したことがある。ぼくらは2人並んで海に浮かぶ月を眺めた。

翌日は沖縄本島のひめゆり平和祈念資料館に向かった。彼は、沖縄地上戦を生き延びたおばあさんの体験談に強い衝撃を受けたようだった。陽気な彼は黙っておばあさんの語りに耳を傾けた。

最後はコザの民謡酒場。夜が更けるほどに泡盛を飲み、一緒に民謡を歌いながら、彼はぼくが「島唄」込めた意味を全身で受け止めてくれた。

ぼくにとって沖縄は本当に大切な場所だ。多くの人々との出会いがあった。

自分で「島唄」を作っておきながら、「本土出身者のぼくがこの歌を歌っていいのか」と悩んだことがあった。その時、「音楽では魂までコピーしたら許される」という言葉でぼくの背中を押してくれた人がいた。「花」を始めとする多くの名曲で知られる喜納昌吉さんだった。

沖縄はまた、大人になって出会った「ふるさと」でもある。特に竹富島は「隠れ家」のような場所。島を歩いていると、おばあさんから「あんたかい、『島唄』を書いたのは」と声がかかったりする。ゆったりとした時間が流れる沖縄は、自分が「人間」という生き物であることを改めて教えてくれる。






ずっときいていたんよ。



 >> 〈うたの旅人〉海を越えた魂 ザ・ブーム「島唄」 (asahi.com 2009年6月19日)
 >> 蒼息吐息な日記:「宮沢和史の旅する音楽」すべての回の書き起こしアリ

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