オレンジのR+ //
2009.07.13 [Mon] + Art/Design +
中島千波の桜

あれはどこの部屋だったのか。

覚えているのは
真っ白な壁と、朱と金で縁取りされた額縁。
そこに佇む、一本の大きな桜、、



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開け放たれた窓から舞い込んだ風が薄黄色のカーテンを大きく揺らしたとき、
枝の先がかすかにふるえて花びらを降らすの見た。

"上手いとかじゃなく、ただすごい。"
吸い寄せられるように絵の前に立ち、そんなことを思った。


そんな記憶がふわりと舞い戻ってきたのは、
「日本の桜画家」と紹介されていた中島千波の作品を見たときのこと。


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手を伸ばせば
いまにも掌に落ちてきそうな桜の花びら。
その絵の中にはたしかに時が流れている。
いつか見た桜とおなじように。


あの部屋はどこだったのか。
すぐ脇にはピアノが置かれた、広く明るい部屋だったと思う。
窓の外の新緑の輝きに、初夏の訪れを感じた頃のはなし。

もう一度あの部屋で桜の絵に逢いたい。



■ 中島千波

同じ日本画家の中島清之を父に持つ、戦後派日本画家のトップランナーのひとり。若いときから、人物、花木、風景と意図的に新しいテーマに挑戦し、そのどれもで高い評価を得てきた。院展や横の会でのテーマ性をもった人物画等の大作、花鳥画等に際立った才を放っている。
代表される桜をテーマにした作品では、日本画の伝統的な技法を踏まえつつ、次々と新しい、華麗で壮大な世界を描きだしている。描かれる桜は日本各地の古木・名木の桜で、観察と感性、丹念なスケッチと艶やかな色彩によって、存分にその魅力を表現している。

[ギャラリー藤井 - 中島千波の作風より]



関連リンク
 >> 中島 千波(1945~)
 >> おぶせミュージアム 中島千波館
 >> さくら図鑑 中島千波作品集

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