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2009.06.30 [Tue] + Days +
千切れたビーズネックレス

一瞬の抵抗のあとプッという音をきて
しまった、と思ったときにはすでに手遅れだった。

一度切れたら最後、
華やかなビーズネックレスは
見る間にその形を失っていった。

これがパールの一連ネックレスだったなら
大慌てで屈み込んで散らばったパール玉を
必死に拾い集めてたのかもしれない。

けれど首のわきをすり抜けて
アスファルトの上を跳びはねてくビーズを
呆然と眺めながらわたしの考えたことといったら
「ビーズは軽い分よく跳びはねてくなあ」とか
「サラサラ、シャー、パチパチパチパチチチチ、、、って
音だけ聞くとまるで手持ち花火に似ているなあ」とか
そんな程度のことだった。


"It is no use crying over spilt milk.(覆水盆に帰らず)"

そんなことつぶやいてる内に
すべてのビーズが夜の街へ溶けていった。


遅れてごめんねとやって来た彼が
「・・・どうしたの?」と顔をのぞき込んできて、
自分がいまどんな表情をしているのかを知った。

「なんでもない」と答える前に
頭の上へポンと置かれた大きな手が
ゆっくりと降りて頬にふれたとき
その腕にワッとしがみつきたい衝動に駆られた。

それは
千切れたネックレスが悲しかったわけではなく
壊した自分がくやしかったわけでもなく

糸が切れた瞬間、せきをきった様にビーズが
アスファルトの上にこぼれ落ちてく光景に
自分の姿が、こころが、
重なって見えたからなのだと
そのとき初めて理解した。



つまり


今にも


わたしは



話をしよう。
伝えていこう。

わたしはまだ何ひとつ
打ち明けていないのだから。


ホントのところの、ホントの気持ち。

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