オレンジのR+ //
2009.06.21 [Sun] + Days +
父の日に起きた晴天の霹靂

見知らぬメールアドレスからメールが来た。"父の日のプレゼントが届いたよ。どうもありがとう。前から欲しかったものなのでとても嬉しい。そして今日からメールを始めることにした。よろしくね笑顔 父より"。それはちょっとした晴天の霹靂だった。

それまで父の携帯がメールの着信を告げることは決してなかった。なぜなら買ったときから今まで、メール機能は『OFF』のままになっていたからだ。もともと出掛けるとき以外携帯は常に充電器に差しっぱなし、何か用があるときは電話かPCアドレスにメールをしてくれという人だ。カチカチと携帯をいじったり画面を覗き込む姿なんて想像もできそうになかった。

むかし一度だけ「アドレスを取って携帯メール使えるようにしたら?別に使わなきゃいいだけの話なんだし」と言ったことがある。それでも「どうせやらないんだからいいよ」と笑って返すような父だった。


fathersday01.jpg



そんな父がメールを始める気になったのはなぜだろう。そこには私の彼の存在が大きく関わっていると思う。

もとより母と私はしょっちゅうメールのやり取りをしていたのだが、いつからか、まず私を介して母と彼が仲良くなり、父に彼を紹介してからはしだいにその輪の中へ父が加わり出し、わいわいと気軽にメールで会話をするようになっていた。とは言っても携帯メールのない父のこと、母にこう伝えて欲しいと話し、母からこう言ってたよと伝え聞く、といった具合に。

そのうち本格的に家庭菜園に凝りだした彼がグリーン・フィンガーの持ち主である父(母も、だが)にアドバイスを求めるようになると、母の携帯で直接父が文面を打った(と思われる)メールが届くようになった。なんだかとても嬉しそうだった。そんな矢先の出来事。

"父の日のプレゼントありがとう"。そんな文章とともに送られてきた携帯メールには『メールを開通しました』というタイトルが付けられていた。


fathersday02.jpg



携帯メールなど必要ないと言っていた父と、メールを始めましたと「笑顔」マークを送ってくる父と、どこが違うのだろう。

おそらく前者の父には母と一緒になって娘やその相手とのおしゃべりに興じる自分の姿など想像できなかったに違いない。それは私自身、そんな幸せな時間が待ち受けてることや、この歳になって父からのメールに爆笑したりツッコミを入れるようになるなんて夢にも思っていなかった様に。そんな風におしゃべりを重ねていくにつれ、母を通じてではなく、直接自分の言葉や自分が撮ったモノを送りたいと思ってくれたのだろうか。だとしたら娘としてこんなにうれしいことはない。

そしておそらく父の初メールデビューが今日だったのも、突然「ありがとう」メールを送りつけて驚かせてやりたいという、父流の粋な計らいだったに違いない。なぜなら、その直前まで父は母を通して私とメールのやりとりをしていたのだから。そう、本当に本当にすべての気持ちがうれしかったんだ。


お父さん、メールどうもありがとう。すっごい驚いたけど、すっごく嬉しかったです。これからもたくさんお話しようね。また困ったときはいろいろ教えて下さい。頼りにしています。娘よりh

Tags // kotomo一家

| 22:14 | trackback 0* | comment 0* |


<<イタリアワインの魅力 | TOP | おいしいビールの注ぎ方>>

comment











管理人のみ閲覧OK


trackback

trackback_url
http://labellavitaet.blog40.fc2.com/tb.php/1421-20e52a57

| TOP |


05 ≪│2017/06│≫ 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -



Author:kotomo

【twitter】 _kotomo
【tumblr】 kotomo note*モバイル版


  *   *   *


             >> more?
track feed track feed ??????????

kotomo < > Reload

全タイトルを表示