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2009.06.02 [Tue] + Days +
サン・ジミニャーノの意外な一面 そのいち

意外だったのはフレスコ画が多かったこと。モチーフは宗教画から市の紋章まで様々。


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フレスコ画とは、壁に漆喰を塗り、その漆喰がまだ【fresco:「新鮮な」という意味のイタリア語】な状態であるとき―――つまりまだ生乾きである間―――に、水または石灰水で溶いた顔料で描く技法のこと。顔料は漆喰が乾く過程で生じる消石灰の化学変化によって漆喰とともに壁へと定着する。そのため非常に堅牢で耐久性に優れた作品に仕上がる一方、乾くまでに描き切らなくてはならないという時間の制約があり、一度描いたらやり直しも効かないため、画家は大変な苦労を強いられたのだ。

それがいかに高度な計画性と絵画技術を必要とするか(アーンドめんどくさいか)を知っている分、こんなにも多くのフレスコ画を目の前に感激もひとしお。


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dこちらはまだ製作途中のもの。完全に壁と一体化しているため、何百年たっても下絵のようなごくごく薄い線でも色あせずにはっきりと残っているの。


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レオナルド・ダ・ヴィンチがフレスコの技法を使わず、あえて油彩を使って『最後の晩餐』を描いたのは有名な話。長い年月の間劣悪な環境下に置かれたかの名作は絵具が剥げ落ちて無残な姿になってしまい、いまだに修復が続けられています。んでホラ最後の晩餐にしろ、モナリザにしろ、いまだに「最新技術を用いたおかげで新事実が判明!」とかいって、「実はテーブルクロスには模様が描かれていた」だの「実はヴェールをかぶってた」だのよく騒がれたりするでしょ?フレスコ画ではまずそういうことが起こらないんだ。何百年野ざらしの状態になっていようと、壁が損傷しない限り、当時の天才たちが描いたままの色・描いたままの筆づかいを鑑賞することができる。これもひとえに画家の涙ぐましい努力と苦労の賜物なんよ。だからこれからはフレスコ画を見たらまず手を合わせて画家に感謝を捧げませう!



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・・・なーんて話をしているのかな?
おじいちゃんの言葉に耳を傾けながら真剣なまなざしでフレスコ画を見つめる少年。微笑ましくうらやましい光景です

私もこどもには自分の言葉で「この世界のトリセツ」を語ってあげるんだー。勉学から芸術鑑賞、生きていく上で何の役にも立たないムダな知識(トリビア)までなんでもござーれ、じゃい!!



関連リンク
 >> 壁画LABO GRAZIE:フレスコ画の技法や歴史について
 >> アートナビ:フレスコ画の歴史(略史)
 >> フレスコ - wikipedia

Tags // MyPhoto

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