オレンジのR+ //
2009.02.08 [Sun] + コトノハ +
雪裏清香と春の花

ぐっと寒さもやわらいで
日差しもあたたかくなってきましたね。
梅も見頃を迎えているようです


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碧紅 by yonezawa_shinichi

【雪裏清香】せつりせいこう

梅の異名。雪の中にほのかなにおいを漂わせる意。
梅は百花にさきがけて雪をしのいで咲くのでいう。
「雪裏」は雪が降っている中、また、雪の積もっている中。



梅の花の正式な和名をご存知ですか?
春告草(はるつげぐさ)と言うんですよ。
中国から渡ってきたときにつけられたそうです。

最も寒さの厳しい季節に花を咲かせる梅の花。
枝に雪がかかろうとひるむことなく凛と咲き誇る姿は
私の好きな寒椿に通づるものであり、
内に秘めた強さや情熱を感じさせてくれます


好きな梅の歌


「梅一輪 一輪ほどの あたたかさ」 服部嵐雪


梅の花が一輪、また一輪と咲くにつれて
少しずつ暖かさを増すという意味。
一輪の花にほのかな春のぬくもりが重ね、
春の訪れを心待ちにする様子が伝わってきます。


「闇の香を 手折れば白し 梅の花」 横井也有


「散るは桜、薫るは梅」といわれるほどの香りは
昔から多くの歌人に詠まれてきました。
中でも私のお気に入りがコレ。

「薫ふ」とは、単に匂いではなく、
目に見て映える美しさも含めた表現になります。
匂いのない桜にも視覚的美しさを詠うため用いられます。


「二(ふた)もとの  梅に遅速を 愛す哉」 与謝蕪村


古くから日本人に愛されていた花と言えば梅と桜。
桜は、一斉に咲いて一斉に散る、いわば情念の花。
一方の梅は、ちらほらと咲き、長きにわたり知的観賞を楽しめる花。

蕪村は、二本の枝がまるで競い合うかのように咲いてゆく様は
その遅速を含めてなお愛しいではないか、と歌っています。



「春告草」の他にも多くの異名を持つ梅の花。
春風を待って咲くことから「風待草」とも呼ばれているんだって。
春一番はもうすぐですね



関連リンク
 >> たのしい万葉集: 梅を詠んだ歌
 >> 梅開花情報リンク集
 >> 梅祭り特集
 >> なんでも梅学

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