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2008.12.21 [Sun] + Days +
勝沼ワイナリー巡業 #7 ~ The Beauty of Nature

夕陽を見送ったあとは、温泉に行ってきたんよx
てゆか温泉まであるなんて初めて知ったわ・・・。
あなどれん。


winery_tt.jpg

さっそくぶどうの丘・天空の湯タオルを購入。
1枚250円。山々の名前入り、かわゆいでしょ



露天風呂から望む甲府盆地や南アルプスの大パノラマは、
まさに『天空の湯』という名がふさわしい絶景。
(ちなみにタオルに描かれている山々は露天風呂から見える風景なのだz


しかも見える方角は夕陽こそ見えねど、
まだ昼間の青さを残す空が刻々と変化してゆく色のダイナミズムといい、
キラキラと、次第に点りゆく甲府盆地の灯りは
まるで宝石箱をひっくり返したのかのような輝きを放ち、
もうすべてがすべて筆舌に尽くし難いほどの美しさstar

貸し切り状態の露天風呂で疲れた身体を思いっ切り伸ばしながら、
ただただうっとりと眺めていた。


アップロードファイル 秋は夕暮れ

みごとなまでの絶景を目の前に、しみじみつぶやくのはこんな歌。

 秋は夕暮。
 夕日のさして山の端(は)いと近うなりたるに、烏(からす)の寝どころへ行くとて、
 三つ四つ、二つ三つなど飛びいそぐさへあはれなり。
 まいて雁(かり)などのつらねたるが、いと小さく見ゆるはいとをかし。
 日入りはてて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。・・・


注意)
"夕日がさして山の端がとても近く見える頃"とは
"夕日が射すと山が近くに見える"ということであって、
"夕日が山の端のすぐ近くまで来た(=今にも夕日が沈んでしまいそう)"ではない。
ときどき誤訳を見かけるので、念のため。



言わずと知れた「枕草子」の第一段。
清少納言が詠んだのは日本の四季が湛える美、
なかでも秋は夕暮れがすばらしいという。

山の端と夕日の茜色の対比が情景豊かに詠われており、
はじめて習ったときなどはすぐに暗唱できてしまったほど
表現の妙に夢中になったものだ。

なぜこんなにもこの歌は郷愁を誘うのか。
それは、これらが日本人ならだれもが心に持つ
日本の原風景を髣髴とさせるからではないだろうか。

でなければ、なぜこんなにも今のこのわたしの気持ちを代弁できるのか
その理由をまた一から考えなくっちゃならないもの。笑


他にも清少納言は枕草子のなかで「夕暮れ時」を題材に詠んでいる。

 日は入り日。 入りはてぬる山の端に、
 光なほとまりて赤う見ゆるに、
 薄黄ばみたる雲の棚引きわたりたる、
 いとあはれなり。


注意)
入りはてぬの「ぬ」は否定の「ぬ」じゃなくて完了の「ぬ」だぞーって、
ヤバいやぱめちゃ古文好きだわ。たのちい!笑



この文は夕日が山の端に沈んでしまった後
なおも余光があたりを赤く染めたり、
雲をうっすらと明るく照らしている様がとても美しい、と言ってるわけ。

何を隠そう、
今まさにわたしが目にしているのがその光景であって。
千年もの時を越え、同じものを見、同じ様に感じたこと、
そしてそこから紡ぎ出される彼女の感性のささやきに深く感銘を受けるのだ。


ああ日本文学ってすばらしい。
日本語って美しい。(うっとり)

今日といふいちにちも、過ごした時間も、
なにもかもいみじうあはれなりs



アップロードファイル 幸福のリレー

ぶどうの丘を離れる頃、
すでに勝沼の町はすっぽりと夜に覆われていたけど
はるか向こうにさっき見たばかりの昼と夜の化学反応が
三度(みたび)くりかえされていた。


20081220171712.jpg
20081220171742.jpg



何とはなしに、谷川俊太郎の『朝のリレー』を思い出した。

もしかしてわたしはいつの間にやら
どこかの誰かとリレーをしていたのかもしれない。

だとしたら、それはなんて素敵なことなのだろう。


ネスカフェ 「谷川俊太郎/朝のリレー」




「さあ バトンはきみに託したよ、
 ゴールに向かって力強く走り出せ。」


関連リンク
 >> 天空の湯 甲州市勝沼ぶどうの丘:行くなら絶対夕方からの入浴がオススメ!
 >> 清少納言 - wikiquote
 >> 〔古典に親しむ〕枕草子 清少納言
 >> 朝のリレー-谷川俊太郎詩集「朝」より-:谷川俊太郎作品でもうひとつこころに残っているのは「生きる」です。出会ったのは小学校4年生くらいでしょうか?やはり良い作品というのは、いつ出会ってもずっと大切に思えるものなんですね。
 >> 谷川俊太郎「生きる」
 >> 生きる (谷川俊太郎) - wikipedia

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