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2008.09.16 [Tue] + Days +
ミエナイ月

昨日は月がきれいだったねm
正確にはおとといか。
今年は9月14日が中秋の名月だったんね。
ほぼまんまるお月様。

実家にいた頃は、冬の夜空って本当に感動するほどきれいで
オリオン座を見つけると「冬だなー」って思ったし
流星群到来の夜は庭先で流れ星を見つける度に
家族で「見えたね!!ほら、あそこにも!流れ星s」って
白い息吐きながらはしゃいだっけ。

星の瞬きをうっとりと眺めながら
「東京に行ったらこんな夜空はみられないんだろうな・・・」って
少しせつなくなったり。

すぐに東京にも美しい夕焼けや満月があるんだって分かったし、
都会のど真ん中でオリオン座を見つけたときは本当にうれしかった。
だから星降る夜とは出会えなくても十分だと思ってた。



そんな風に
いつもソラを眺めては
月を見ている気になっていた

けど



窓際に置かれたデスクに突っ伏しながら
夜雲に隠れた月を待っていたとき
フイにずっと前にも同じようなことをしてたなあ、と
昔の記憶がよみがえってきた。

小学校の退屈な授業中、
先生に見つからないように
机におでこをくっつけながら眺めた窓の外。
蒼い空には昼間の白い月がよく映えた。


いちばん最初に昼の月を「大根の月」と例えたのは
向田邦子さんだと記憶している。

ある主人公の女性が、自らの不注意で息子の指を切り落としてしまう。
それ以来、家庭内がギクシャクし始め、ついに彼女は家を出てしまった。
そんなある日、夫から戻ってくれと切り出され、彼女の離婚の意思は揺らぎ始める。
迷う彼女は「見上げた空に昼の月があったなら戻ろう」と心に決めたのだった。
けれど、賭けの行方を知るのが怖くて顔をあげられない…
そんな話だったと思う。

昼間の月の淡く透けるような白さに
彼女の繊細な心情を重ねて見て
何ともいえない切ない気持ちになったものだ。


昔は探さなくても
気がつけばそこにあった、白い月。

あれほど見慣れていた昼の月なのに
しばらく見ていないことよりも
しばらく見ていないことに
今やっと気づいたことが、切なかった。



いまだ顔を見せぬ今宵の月。
次 見上げた夜空に運命を託すとしたら
私は何を賭けようか?

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