オレンジのR+ //
2008.08.06 [Wed] + コトノハ +
さかなクンより、「いじめられている君へ」。

以前、朝日新聞の朝刊に「いじめられている君へ」と題して
数々の著名人がいじめについて語っている連載があったそうです。

ある番組では魚博士としておなじみの『さかなクン』が執筆した記事が紹介されていて
それはとても心に響き、同時に深く考えさせてくれるものでした。
そしてどうしてもその記事の全文を読んでみたくなった私は、ついに図書館へ

以下、その全文を転載させて頂きます。

■ 広い海へ出てみよう
               東京海洋大客員助教授 さかなクン


中1のとき、吹奏楽部で一緒だった友人に、だれも口をきかなくなったときがありました。いばっていた先輩が3年になったとたん、無視されたこともありました。突然のことで、わけはわかりませんでした。

でも、さかなの世界と似ていました。たとえばメジナは海の中で仲良く群れて泳いでいます。せまい水槽に一緒に入れたら、1匹を仲間はずれにして攻撃しはじめたのです。けがしてかわいそうで、そのさかなを別の水槽に入れました。すると残ったメジナは別の1匹をいじめ始めました。助け出しても、また次のいじめられっ子が出てきます。いじめっ子を水槽から出しても新たないじめっ子が現れます。

広い海の中ならこんなことはないのに、小さな世界に閉じ込めると、なぜかいじめが始まるのです。同じ場所にすみ、同じエサを食べる、同じ種類同士です。

中学時代のいじめも、小さな部活動でおきました。ぼくは、いじめる子たちに「なんで?」ときけませんでした。でも仲間はずれにされた子と、よくさかなつりに行きました。学校から離れて、海岸で一緒に糸をたれているだけで、その子はほっとした表情になっていました。話をきいてあげたり、はげましたりできなかったけれど、だれかが隣にいるだけで安心できたのかもしれません。

ぼくは変わりものですが、大自然のなか、さかなに夢中になっていたらいやなことも忘れます。大切な友だちができる時期、小さなカゴの中でだれかをいじめたり、悩んでいたりしても楽しい思い出は残りません。外には楽しいことがたくさんあるのにもったいないですよ。広い空の下、広い海へ出てみましょう。

[ source:朝日新聞 06年11月26日付 ]




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