オレンジのR+ //
2013.03.22 [Fri] + Photogragh +
河津桜の櫻色

桜シーズン到来。
いよいよもってソメイヨシノが咲き誇る前に、先々週に観に行った河津桜の写真を。


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早咲きの桜として知られる河津桜。
今年はすこし遅めだそうで、ちょうど時期的に満開だったようです。


■ 河津桜とは・・・・

河津桜の原木は、河津町田中の飯田勝美氏(故人)が1955年(昭和30年)頃の2月のある日河津川沿いの冬枯れ雑草の中で芽咲いているさくらの苗を見つけて、現在地に植えたものです。1966年(昭和41年)から開花がみられ、1月下旬頃から淡紅色の花が約1ヶ月にわたって咲き続けて近隣の注目を集めました。伊東市に住む勝又光也氏は1968年(昭和43年)頃からこのサクラを増殖し、このサクラの普及に大きく貢献しています。一方、県有用植物園(現農業試験場南伊豆分場)は、賀茂農業改良普及所、下田林業事務所(現伊豆農林事務所)や河津町等と、この特徴ある早咲き桜について調査をし、この桜は河津町に原木があることから、1974年(昭和49年)にカワヅザクラ(河津桜)と命名され、1975年(昭和50年)には河津町の木に指定されました。カワヅザクラはオオシマザクラ系とカンヒザクラ系の自然交配種と推定されています

学術名
Prunus lannesiana Wils. cv.
Kawazu-zakura



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河津桜といえば、なんといってもこの桜と菜の花による二色の世界。
川沿いに約3キロつづくこの光景が一度はここに訪れたかった理由。

晴天にもめぐまれ、雲ひとつない空の青がいっそう花々の美しさをひきたてていた。


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2009.07.13 [Mon] + Art/Design +
中島千波の桜

あれはどこの部屋だったのか。

覚えているのは
真っ白な壁と、朱と金で縁取りされた額縁。
そこに佇む、一本の大きな桜、、



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開け放たれた窓から舞い込んだ風が薄黄色のカーテンを大きく揺らしたとき、
枝の先がかすかにふるえて花びらを降らすの見た。

"上手いとかじゃなく、ただすごい。"
吸い寄せられるように絵の前に立ち、そんなことを思った。



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2009.04.10 [Fri] + コトノハ +
桜守 #3:京の桜守の言葉

十六代佐野藤右衛門さんの言葉には深くて温かみがあると思います。
京言葉もリズムがよく、とてもおもしろいので、いろいろ「名言」を集めてみました。
言葉を通して、桜に対する愛情や藤右衛門さんの人となりが伝わってきますアップロードファイル


h 桜守の仕事

人が桜を愛でるのはほんの数日やけどな、桜はそれ以外の季節も花や実のためにエネルギーを蓄えて、成長しようとしとるんです。そして、日光、土、水、鳥、虫、周りの木・・・どれか一つとの関係が壊れただけで、弱って枯れてしまったり、自生できなくなるんですわ。桜の声に毎日耳を澄ませて、周りの自然にも目を配らなあきまへん。そうして桜が寿命を迎える日まで手塩にかけて守り続ける・・・この仕事に必要なんは、なによりもまず桜への愛情です。春になって、つぼみがふくらんできた状態を『笑いかけ』と言いますが、わしは桜がやさしく微笑むこの瞬間がいちばん嬉しいんですわ。



h 花見のマナー

酔っ払って桜の根元に酒をこぼしたり、立小便するのはよろしい。ヘドを吐くのもよろしい。土の栄養になりますから。しかし、ビニールシートはあきまへん。桜が呼吸できないんですわ。空気を通すムシロかゴザがよろしおす。幹に傷はつけないでほしい。枝を折ると桜はそこから腐っていきます。それと桜の下で焼き肉をするのはよくない。煙の中に油の粒子が交じっているので、花びらを傷めます。ハイヒールも具合が悪い。根を傷つける。できるだけゲタか草履で。一番よろしいのは素足。根と対話ができます。手拍子の歌はいいが、カラオケは振動が伝わって早く散らせます。それに洋楽器の金属音も幹に響いて、桜が嫌がります。桜も人間も、同じ世界で呼吸する生き物。ちょっとした配慮と、桜と対話する気持ちを持って花を愛でてほしおすな。



h "本物の花見"とは

日本に自生している桜は、大島桜、山桜、彼岸桜の3つ。桜の種類といえば300以上あるけど、実を成して自生できる桜はこの3つだけ。あとは突然変異か品種改良したものばかりやからみんなめしべが退化してる。接木でないとあかんのや。だから素人はこの3つだけ覚えといたらよろしい。

まずは、"自然に咲いている桜"、つまりは今では少なくなった里山や、もっと山奥にある桜の中から"自分だけの桜"を見つけてください。自生の桜というのは当然のことながら、環境に左右されるから咲かない年もある。『今年は雨が少なかったから、あの桜は無事に咲くやろか、台風が来たから、倒れてはせんやろか』。自分の桜を見つけたら、年中その桜のことが気になりますやろ? そうして春になって見に行ったら、無事に花をつけている。
その時の感動といったら、いわゆる花見のどんちゃん騒ぎなんかでは得られないものがありますわ。

桜にとって"花が咲く"のは一年の最後なんです。実をつけて新しい命を生み出し、新芽を吹くための最終段階。それが分かれば、新緑の桜の美しさ、寒い時期にエネルギーを溜め込んでいる桜のたくましさに気づくはず。そうやって桜の一年と自分の一年を重ね合わせて、自分を振り返る、しいては自然界のことを考える手立てとする。それが、わしが考える"本物の花見"です。



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2009.04.10 [Fri] + Nature/Environment +
桜守 #2:円山公園の枝垂桜と桜守の絆

名桜として名高い円山公園の枝垂桜。あの満開の桜を見て圧倒されない人がいるだろうか。あの桜は十六代佐野藤右衛門が世話していることにはすでに触れているが、あの樹は二代目であること、今日のような壮麗な姿があるのは人知れず先代桜守の尽力あってこそだということはご存知だろうか。


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櫻守 (新潮文庫)櫻守 (新潮文庫)
(1976/04)
水上 勉

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水上 勉「櫻守」(新潮文庫)、106頁。

「だが、この京都に、
その頃から桜をかわいがって植える人もいた。
筆頭は広沢の池の宇多野である。・・・」


この宇多野藤平のモデルこそ、当代のご尊父・十五代佐野藤右衛門である。

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園山公園櫻 cherry blossoms in maruyama park by ting0308

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園山公園櫻 cherry blossoms in maruyama park by ting0308



初代の桜は八坂神社が祇園感神院と呼ばれていた頃、その坊の一つ宝寿院の庭にあり、樹齢二百年余りで明治中頃には盛観を極めた。稀に見る名桜で、長く花の糸を引く見事さが人々の目を奪い、明治・大正・昭和と「円山の枝垂桜」「祇園の夜桜」と愛でられた。
その先代の枝垂桜から種をもらってきて自分の畑に撒いたのが、十五代佐野藤右衛門―――つまり当代の父上である。種からは100ほど発芽したものの、戦後まで無事に残ったのはたった4本だけだった。
父はその4本の若木を、息子が生まれた日に記念として庭へ植えたのだった。

ところが戦後まもない昭和22年に惜しまれながら初代の枝垂桜が枯死してしまうと、先代は4本のうち1本だけ息子のために残し、他の3本を京都市へ寄附した。寄付した3本のうち、1本は元の親桜があった場所へ、残りの2本は円山公園の東の外れに植えたのだが、外れに植えたうちの1本は火事で焼け、1本は枯れてしまった。一方、佐野家に残された1本も先代が亡くなってから一ヶ月たらずで後を追うようにして枯れてしまった。
そうして、残った最後の1本が現在の祇園枝垂桜なのだ。



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