オレンジのR+ //
2012.12.08 [Sat] + Music +
マリインスキー歌劇場管弦楽団 「ランメルモールのルチア」コンサート形式

先日のことですが、ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団+ナタリー・デセイによる「ランメルモールのルチア」を観てきました。

オペラといえば、ヨーロッパなどの旅先で足を運ぶ程度であり、つまりあくまでそれは旅行の日程の都合の上に成り立つ選択でしかなく、誰が歌うから誰が来るからという能動的選択ではなかった。ところが今回は偶然にもオペラ好きの友人にチケットを譲ってもらえることに。

その世界を知るには、まずは王道、一流に触れてみるべしというのがそもそものわたしの持論。前から二列目右側という良席につられて足を運んでみることにした。友人の力強いサポートを経て、二ヶ月も前から予習と称してのCD・DVDをばっちり聴き込みをして備えるという気合のいれようだったのですヨヨ☆


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…ただただ圧倒された。ああ、これが歌って演じることなのかと。これが歌劇なのかと。彼女の声はまるで黄金色の蜂蜜を連想させた。その輝く黄金色、なめらかでしっかりとした張り、一匙のスプーンから垂れる細くほそくけれどけっして途切れることのない蜂蜜の糸のよう。響きは襞のように重なりながらまたひとつに溶けていく。

第1幕の恋の幸福感に浸る純粋さと喜びや第2幕の絶望と悲しみ、そしてグラスハープとの掛け合いだけで魅せる狂乱の場。。その表現の豊かさと寄せる感動の波は鳥肌がたつほどで、気がつけば涙があふれていた。ひとこと、すごい。



Tags // オペラ

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